青海苔(あおのり)について
青のりの原料になる海藻は、大きく分けて3種類あります。
青のりは大きく分けて「ヒトエグサ属」「アオサ属」「アオノリ属」の3種類に分けられます。
カメセ水産で扱っている青のりは、アオサ属とアオノリ属。ヒトエグサ属は主に佃煮の原料として使われています。
そしてその3種類の中でも、さらに細かく分類されます。産地によって各種の生息域が違うため、製品に違いが出るのです。

ヒトエグサ属
日本では、シワヒトエグサとエゾヒトエグサの2種類が生息している。佃煮の材料として使われる。現在はほとんど養殖もの。

アオサ属
日本各地に生息しており、ほとんど天然100%。たこ焼やお好み焼きに使う色の薄い青のりは、アオサを使用している。

アオノリ属
糸状に伸びる海藻で、日本で採れるのは6種ほど。深い緑色と、豊かな香りが特徴。市場価格がアオサの10倍ほどになることもある。